スリランカへ行かれたMas様から、素敵な旅日記をお寄せいただきました。
今回は、ヘリタンス・アーユルヴェーダでの施術3日目のトリートメントと、夜のキャンディアンダンスショーの様子です。
【旅行程】
1日目:午前成田発→夕方コロンボ着→キャンディへ <キャンディ泊>
2日目:キャンディ→ヌワラエリヤへ <ヌワラエリヤ泊>
3日目:ヌワラエリヤ→ダンブッラへ <ダンブッラ泊>
4日目:ヴィレッジツアー→ミンネリヤ国立公園 <ダンブッラ泊>
5日目:シギリヤロック→ベルワラへ <ベルワラ泊>
6~11日目:アーユルヴェーダ・プログラム <ベルワラ泊>
12日目:ベルワラ→コロンボ→夜の便で成田へ <機内泊>
13日目:朝成田着
ご旅行時期:2024年6月(13日間)/ スリランカ航空利用 / ご参加形態:一人旅
<8日目>
午前または午後:アーユルヴェーダ施術
《ヘリタンス・アーユルヴェーダ泊》
*食事=朝:〇 / 昼:〇 / 夕:〇
◎ヨガ(朝6:40~7:40、夕17:00~18:00)
【朝】:朝6時頃迄雨が降っていたため、Ayurvedaセンターにあるヨガルームで実施
【夕】:Ayurvedaセンターにあるヨガルームで実施。蚊がいて若干集中しにくかった。
- 朝の処方ハーブ薬
- 高さがある棚なので、小柄なミキさんは大変そう
◎Ayurveda 3日目
9:00 Intensiveボディマッサージ 約30分
初日担当してくれたイシャーラさんの全身マッサージを受ける。イシャーラさんの手はあまりにも感触が良いので、あらためて手を触らせてもらった。手そのものがセラピスト向き。大きい手のひらで厚みがあり指も程よい太さ。柔らかでもちもちした感触。肌をなでるとシルクのような感触で指紋のザラつきを全く感じ無い。施術中の手のぬくもりも適温のホットカイロのよう。テクニックもツボにピタリとはまって心地よい強さで刺激、軽擦する時は力を抜いて肌表面を滑るようにマッサージ。
キャリア13年でお子さんもいるらしいが、家事をしながらこの手の質を維持できている事に驚いた。Dr.にイシャーラさんが出勤している時は是非、1日1回は彼女に担当してほしいと依頼したほど。
イシャーラさんには当然チップを多めにお渡し。
9:45 ハーブ吸入 約15分
椅子に座り、ハーブをスチームしている台に顔を伏せて呼吸。
顔が熱いし、呼吸すると鼻の中に熱い空気が入って燃えそう…。鼻水がズルズル…となり結構つらい。
10:00 ハーバルバス 約20分 3回目
10:30 シロダーラ 約20分 1回目
ひと肌温度のハーブオイルを額の左右にゆっくり動かしながら垂らし続ける。やさしい刺激で深い眠りについてしまいそうだが、気持ちを集中して心地よさを味わった。2回くらい眠りそうになったが熟睡せずに済んだ。
- シロダーラのトリートメントルーム
- セラピストと一緒に
終了後、白くて硬い素材の生地で頭を包み、このまま過ごすよう念を押された。頭に白いターバンを巻いたような姿…。勝手にターバン族と呼んでいたが、シロダーラ施術中のゲストはみんな同じ姿。
シロダーラを始める前、セラピストに撮影依頼。快諾してくれたけど動画で1秒…だった。どーゆーセンス?苦笑
11:50 問診 Dr.Dilini 2回目
シロダーラ後の留意点や過ごし方についてDr.から説明を受ける。
シロダーラ中は、眠ってはいけない。思わず「はいっ?」と聞き返すほど驚いた。あんなに気持ち良いのに眠ってはいけないなんて辛すぎる…。眠ってはいけないし、アレコレ考えてもいけない。瞑想タイムと同じ考えなのかと理解。どうしても眠りそうなときは額に垂らすオイルの動き(左右)に合わせて「1・2・3…」と数えて下さいって、Dr.は簡単そうに言うけど、数かぞえたら益々眠くなります…Dr.!と言っても始まらないので、とりあえず、わかりましたと返事。
「シロダーラの後は、感情が繊細になって、急に涙が出る事もある。その時は無理に涙を止めようとせずに泣き止むまで泣いてください。急に腹立たしくなることもあります、いろいろな感情が現れる事がありますが、涙同様、それらの感情を無理に止めようとせず、そのままその感情を吐き出してくださいね」 今は脳をゆっくりとマッサージしたような状態なのだと受け止める。
「お部屋での冷房やファンはNGです。風や冷風を頭や耳に当てないように。ターバンは耳もちゃんとカバーして過ごしてください。プールに入っても良いですが、首から上は水に当ててはいけません。洗顔はOKですが、これから3日間シャンプーもNGです。眠る時はターバンを外してもOKですが、つけている方が良いですね。冷やさないこと、風を当てない事が重要です。散歩は朝、ターバンをつけて出かけて下さい。ジムも良いですが、冷房やファンはNGです」と穏やかな表情で説明するDr.の説明を聞きながら、頭を洗わなくて良いのはシャワータイムが短くて良い♪と気持ちを切り替えた。
- ドクターの2度目の問診
- ターバン族の一員!
◎キャンディアン・ダンスショー 20:00
夕食時、レセプションのDILKIさんが、団体のゲストがいるので特別にショーの開催があると知らせてくれ、是非見てほしいと誘いを受けた。この夜は団体客(12人程度)が滞在していたので、観光客向けのショーなんだろうなぁ…とあまり期待もせず、飽きたらお部屋に戻ろう…位の気持ちだったが、予想を超える迫力で最後まで鑑賞。Sri Lankaは侮れない国だ。
ショーは、キャンディで古くから踊られている悪魔祓いを目的とした民族舞踊。キャンディのペラへラ祭でも主役級の扱いをされるダンスショー。
- オープニング:伝統衣装をつけた男性が素手でドラムをたたき、会場に力強いドラム音が響き渡る。体にもその振動が伝わってくる。
- プージャの踊り:ブッダへ祈りをささげる儀式を踊りで表現。華やかに着飾った女性ダンサー3名がドラムに合わせ優雅に踊る。全身くねくね、腕も手のひらも指先もくねくね~、この人たちの関節は一体どうなっているの!?と思いつつ、ショーに少しずつ引き込まれる。
- 仮面の踊り:頭の三倍はありそうな仮面をつけた男性ダンサー:力強い踊りで、途中から頭をぐるんぐるん回転させ「歌舞伎の連獅子の毛振り」のような動き。頭そのものが飛んでいきそうな勢い。仮面の踊りは悪魔祓いの儀式として行われるらしい。
- 豊穣の踊り:女性ダンサー3名が箕(み)を持ち、収穫を祝うような踊りを披露。外見は全く違うが、日本のドジョウすくいを思い出してしまった。
- ファイヤーダンス:先ほど仮面の踊りを披露した男性ダンサーが松明を持って登場。筋肉がきれいについて美しい♪ 松明を持った両手をぶんぶん振り回した後、松明の炎をゆっくりとなでるように腕や胸につけて「どうだ!見たか?これで終わりじゃないぞ!」と言わんばかりの表情。そして松明の炎を口に入れて…ドラゴンのように口から火を噴いた~~~!!!火には悪霊を追い払う力があると信じているから…出来るのね?至近距離で見たのは初めてなので興奮した~!
- エンディング:ドラムの音に合わせて出演者5名が並び、アユボワ~ン♪ エンディングになっても松明は赤く燃え続けていたが、松明を持つダンサーは涼しげな顔~。本当は口の中火傷していて泣きたい気分なのでは?なんちゃって。悪霊を退散してくれてストゥティ!
丁寧な説明でお誘い下さったDILKIさんにもストゥティ♪全く興味がなかったショーだったが、気づいたらどハマりしてエンディングまで堪能。
~本日のタオルアート~
- 本日のタオルアートは…?
- 人の形!かわいい
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