スリランカへ行かれたMas様から、素敵な旅日記をお寄せいただきました。
今回は、スパイスマーケット~冒険からの帰還後、ホテルのプールでのひと時と、最後のスペシャルディナーの様子です。
【旅行程】
1日目:午前成田発→夕方コロンボ着→キャンディへ <キャンディ泊>
2日目:キャンディ→ヌワラエリヤへ <ヌワラエリヤ泊>
3日目:ヌワラエリヤ→ダンブッラへ <ダンブッラ泊>
4日目:ヴィレッジツアー→ミンネリヤ国立公園 <ダンブッラ泊>
5日目:シギリヤロック→ベルワラへ <ベルワラ泊>
6~11日目:アーユルヴェーダ・プログラム <ベルワラ泊>
12日目:ベルワラ→コロンボ→夜の便で成田へ <機内泊>
13日目:朝成田着
ご旅行時期:2024年6月(13日間)/ スリランカ航空利用 / ご参加形態:一人旅
<11日目>
午前または午後:アーユルヴェーダ施術
《ヘリタンス・アーユルヴェーダ泊》
*食事=朝:〇 / 昼:〇 / 夕:〇
◎冒険その2 Harbal Spice Super Market 15:50
スパイス店の前に行くとスパイスの良い香りがする。ドライバーが店舗の隣にある10畳程の広さの工場へ案内してくれた。「この店のスパイスは極上もんだよ、間違いないね。この機械をみてくれよ、どーだ、すごいだろ?」って言っているに違いない。色々な種類のスパイスを取り扱っているようだ。
早速店舗で商品棚を確認。店舗は幅5m奥行10m程度のスペース。私はシナモン好きなのでシナモン…と囁いたら、スタッフが数種類用意してくれた。シナモンは棒状と粉末があり、シナモン特有のつんとした香りがなくやさしい感じ。価格は1800Rs(約900円)で200gはありそう。ロティ用の粉(250gの小袋)を見つけた♪ 帰国目前なので、スパイス店へ行く機会はないはず…なので、この2種の購入(合計2300Rs=約1150円)を決めた。 代金はドライバーに渡すという条件でホテルへ向かう。
- スパイス工場
- スリーウィラーが行き交う道
良い買い物もできたので、満足な気分でホテルに到着。
サヤさん、誘ってくれてありがとう!
16:10ホテル到着後、1000円札5枚を両替。「折りジワが多すぎるお札は両替出来ません。折り目が数ミリ切れているお札は絶対ダメです…もし両替すると僕の給料から引かれてしまいます。」と切ない表情でレセプションのお兄さんが説明する。お兄さんのお給料の話までされると、お札を引っ込めるしかない。私は、お財布から手持ちの1000円札を全部出してチェックし両替できるお札を選択。まるでトランプしているみたい。お兄さんは青い光を発する偽札発見器のようなマシーンで1枚1枚念入りにお札をスキャン。無事両替する事ができた。
日本を出発する前、新券の1000円札を準備しようと銀行へ行ったが、7月3日から新デザインのお札を導入する為、旧1000円札の新券を入手出来なかった。まさか、ここでこのような思いをするとは想定外だった。
スリーウィラーのドライバーとは、ホテル前のビーチ右手にあるプレハブ?で待ち合わせ。そこにはドライバー仲間が5名位いるようで、ドライバーは私を見つけてビーチで大きく手を振っている。代金をお渡ししお礼を伝え、冒険を締めくくった。
◎プール&ゴールデンココナッツ 16:40
Sri Lankaで滞在したホテルはすべて飛び込みたくなるような美しいプールがあったのに入るチャンスがなかったのだが、やっとプールに入る時間が出来た。お天気も程よい曇り空でプールには最適♪
ホテル正面にあるプール。プールサイドの海寄り側から足を入れてみたら、いつまでたってもプールの底に足がつかない…想像以上に深いプールで慌てて這い上がろうとしたら、プール担当のホテルマンがすぐに駆けつけ手を差し伸べてくれた。プールの水深は海寄りが最も深く(2m位?)、ホテル寄りは浅いことがわかった。プールには私ひとりだけ。足の届く深さの所を見つけて、犬かき。それも5m位しか進まない(これが精いっぱい)。ホテルマンは半分呆れ顔で私を見ているようだったので、写真を撮ってほしいと頼んだら快諾してくれた。ホテルマンを相手に私は必死に泳ぐ。他者からは泳いでいるように見えないかもしれないが本人は必死。
この光景を冒険に誘ってくれたサヤちゃんがお部屋から見ていた~。「一緒に泳ごうよ~」とプールから叫んでみた。すると3分もしないうちに水着に着替えたサヤちゃん登場♪ 丁度その時、ゴールデンココナッツを持ったウエイターが目の前を横切った! 直ぐに呼び止めて「私も飲みたい!」と言うと「500Rs(約250円)だよ~」(無料じゃないよ的な返事)。「ハリハリ(OKOK)!お金払うから2個持ってきて~!」とオーダー。サヤちゃんも初めて見るゴールデンココナッツだったので、お世話になったお礼にご馳走♪させてもらった。
ゴールデンココナッツを待つ間、再び、プール担当のホテルマンに写真を撮ってもらい、大はしゃぎ。ホテルマンもノリが良くて楽しいプールタイムとなった。
- サヤちゃんとはしゃぐ
- ブタ?イノシシ?
ゴールデンココナッツは、一見ブタかイノシシに見えるようなカッティングで可愛い。飲んでみると、一般的なココナッツジュースは水っぽくて謎の味だが、ゴールデンココナッツは、味が濃くて甘い。経験出来て良かった~♪
サヤちゃん、付き合ってくれてありがとう。プールに入ったので、体も程よく疲れてディナーがより美味しく感じられそう。
◎Special Dinner 18:45
今日は滞在7泊目で最後の夕食。7泊のロングステイ特典として、Special Dinnerをいただける。
レストランへ行くと、プールを正面に赤いテーブルクロス&テンプルフラーがセッティングされたテーブルに通された。このテーブルは、いつもならドイツ人女性の指定席だ。その女性は、別の女性(ドイツ人ゲスト)と相席で、どうやら私の為に席を空けてくれたらしい。私が気付いてお礼を言うと「楽しんで!」と爽やかに答えてくれた。国籍問わず、顔見知りになったゲストからも「明日帰国なんですね~」と声をかけられ、軽く会話を交わす。サヤさんは「写真撮りますよ~」と席に来てくれた。なんて気が利くんだろう♪
いよいよSpecial Dinner開始♪
- お飲物:モクテル(ミックスフルーツ)
- 前菜:ツナと野菜をアレンジ
- スープ:赤米粥っぽいスープ
- メイン:マグロステーキと温野菜、タロイモマッシュ
- デザート:Soursopのババロア風マンゴー添え
※Soursop(サワーソップ)という甘酸っぱいやさしい味のフルーツ
- ミックスフルーツのモクテル
- 前菜とスープ
- デザートのババロア風
- こちらがSoursop
お料理はどれもたっぷりサイズ。前菜も凝っている~♪ お魚も美味しい♪ タロイモのマッシュは、ご飯茶碗にたっぷり一杯分はありそうだが、美味しくてペロリ♪ ここでのお食事は、カロリーの心配がない!と思い込んでいる。滞在期間中、1日3食たっぷり食べていたが太らなかったのが不思議。これもAyurveda効果だと確信している。
Special Dinnerを美味しくいただきながら、ウエイターに「バフェにあるココナッツロティがすんごく好きなんですけど…」とモジモジしながら言うと、笑顔で枚数を問われた。申し訳ないのでOKなら自分でバフェコーナーへ行くと申し出たが着席を促され、希望通り「3枚のロティ」をサーブしてくれた。
旅行期間中の食事はバフェ形式で、何ら不満もなかったが、このように着席してコースメニューをいただくと「やっぱり、サーブされてゆっくり食事するのは気持ち良い、嬉しい、楽しい♪」と小躍りする気分になった。
ホテル滞在、旅の締めくくりを盛り上げるSpecial Dinnerをご提供下さったブリュクシートラベル様、心からお礼申し上げます。
レセプションのDILKIさんは、旅友ミキさんが帰国し私が一人になってから必ず、食事中にテーブルに来て「楽しんでいるか、困っている事はないか」と気にかけてくれていた。この夜も別れを惜しむ言葉をかけてくれ、ホスピタリティマインドが伝わってきた。ソロ旅で食事シーンはちょっぴり寂しく感じる所だが、心配ナシ!
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