【 モロッコ 】《2018年4月》~想像以上にすべてが雄大だった~

モロッコに行かれた「S様」より、旅行記をいただきました。

ご旅行時期:2018年4月(7泊)/ エミレーツ航空利用 / ご参加形態:友人

【 1日目 】
22:00 成田発 エミレーツ航空(EK) 319便にて、ドバイへ(所要:11時間15分)
【 2日目 】
04:15 ドバイ着
07:25 ドバイ発 EK751便にて、カサブランカへ(所要:8時間30分)
12:55 カサブランカ着。 専用車にて、カサブランカ(Casablanca)→ シャウエン(Chefchaouen)へ移動(約340km / 約5時間)
19:00 シャウエン着。ホテルは「Lina Ryad & Spa」泊

昨日15時に家を出て30時間。モロッコのカサブランカに到着しました。ゴールデンウィークはモロッコぐるっと一周の旅。シャウエン、フェズ、サハラ砂漠、ワルザザート、アイトベンハドゥ、マラケシュとアトラス山脈を超える体力勝負の旅。これから車でさらに5時間かけてシャウエンへと向かいます。アルガンオイルいっぱい買って帰ろう(笑)。

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【 3日目 】
午前      ホテルにて朝食後、青い町「シャウエン」の散策
午後      専用車にて、シャウエン → フェズ(Fes) へ移動(約200km / 約4時間)
夕刻      フェズ着、「フェズ」の町を散策。ホテルは「Riad Fes」泊

青いシャウエンの町を早起きして散策。どこも、かしこも、ぜんぶ青い町。

シャウエンは雰囲気ある町だったなぁ。次はフェズへ向かいます。
どこをどう歩いたか分からないほど混沌としたフェズの町。外観からは想像できないほど壁の向こうに隠されたリヤドホテルの世界にちょっとリラックス。

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【 4日目 】
午前      ホテルにて朝食後、専用車にて、フェズ → エルフード(Erford) へ移動(約420km / 約6.5時間)
夕刻  エルフード着。4WDに乗り換えてメルズーガ(Merzouga) へ移動(約1時間)、砂漠テントホテル「Merzouga Luxury Camp」泊

フェズからサハラ砂漠まで8時間のドライブ。大変な移動かと思いきや、壮大な景色の連続で寝てる暇など無かった。モロッコでまさかモニュメントバレーとグランドキャニオンの気分を体験しようとは。モロッコすげぇ。。。

サハラ砂漠のテントホテルに一泊、自然しかない砂漠の一夜。必要最低限だけの何もない施設。来る途中、ノマドな遊牧民を見ては何もない生活に憧れたけど、フレッシュな空気と安定した天候だけは必要だと思い知ったよ(笑)。夜の砂嵐で喉は砂でやられました。

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【 5日目 】
早朝  サンライズ・キャメルライド(ラクダ体験)後、ホテルにて朝食。4WDにて エルフードへ移動。
午前  専用車に乗り換えて、エルフード → ワルザザード(Ourazazate)へ移動(約320km / 約5.5時間)
夕刻  ワルザザード着。ホテル「Kenzi Azghor」泊

どこまでも砂丘が広がる不思議なグラデーションの世界。風の音と砂が飛ばされる音とが渦を巻きながら消えて行く。今来た足跡もみるみるうちに風が消して行く。今ある姿は何千年もかけて出来たものだけど、今日の砂丘はほんの一瞬だけのもの。明日はまた明日の風で違う姿になるのだろう。自分自身も儚くも揺るぎないものでありながらも、今日の風に飛ばされてここにいる、そんな今を愛おしみながら、ただ静かに生きていきたい。
SAND BEIGEを脳内リピートさせた後は、ワルザザードを経由してマラケシュへ向かいます。

想像以上に雄大だったモロッコ、グランドキャニオンもモニュメントバレーもかすむほど。こんな景色が昨日から半日以上続いてる。途中、バラの谷エル・ケラア・ムグナにも立ち寄る。ローズドマラケシュ愛用者ってことで一度来てみたかったこの場所。ちょうど開花時期で道端には花売りの少年達がいっぱい。少年みんなでバラの花輪作りしてて微笑ましい。一つ買って車内へ飾るとダマスクローズのいい匂いに溢れます。

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【 6日目 】
午前  ホテルにて朝食後、専用車にて、ワルザザード → アイット・ベン・ハドゥ(Ait Ben Haddu) へ移動(約30km / 約30分)
砂上に建つレンガ要塞集落「アイット・ベン・ハドゥ」の散策。
午後  専用車にて、アイット・ベン・ハドゥ → マラケシュ(Marrakech)へ移動(約190km / 約4時間)
夕刻  マラケシュ着。ホテル「Riad 72」泊

遂にこの地に降り立ったのだ!ここはモロッコの世界遺産アイトベンハドゥ。
その昔、ベルベル人が敵や盗賊から身を守るために建てた城塞都市カスバの一つで迷路のように入り組んでいます。カスバ街道と呼ばれるカスバだらけの街道を通ってアクセスしますが、いったいその場所へどうやってアクセスするのよ?と驚くような山岳地帯の孤立して見えるエリアに今も住み続けているベルベル人。アイトベンハドゥも手前の川を徒歩で渡ると言う原始的な方法でしかアクセスできないのです。不便なためその多くは移住したらしいけどなんと今でも数家族が住んでいるらしいです。
川を渡っていざアクセスするも入り口がわからない(笑)。それもそのはず。城塞都市だから入り口も一つだけで侵入しにくくなってるの。

中は赤土の壁の狭い通路で、あちこちで補修作業が進められてました。傷みやすいんだろうな。。。まあとにかく、見た目のインパクトがすごいわけですが、実際に入ると眺め自体がめちゃすごくてこれまたビックリ。やっとこの地に降り立った感動でいっぱいです。
アイトベンハドゥは映画グラディエーターやハムナプトラの撮影もされた場所と言えば、あああれか!!!ってわかるかたもいらっしゃるかも。

アトラス山脈の山岳地帯のベルベル人の集落。どうやってそこに住んでるか不思議な秘境。車も入れないし、谷底まで降りてから川の石を足でまたいで渡って、さらにすごい斜面を登ったその場所に暮らそうとは。こう言う自給自足の暮らしに憧れるけど、この農産物をこんな風に売ればもっと稼げるだとか、こんなふうに観光地化すれば外貨が稼げるだとかビジネス脳みそで全然ノマドじゃ無くなりそうなので、無理(笑)

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【 7 ・ 8日目 】
終日  ホテルにて朝食後、終日「マラケシュ」散策。ホテル「Riad 72」泊

5年前、あれほどしつこかったマラケシュの客引きが超静かでビックリ😳
理由は、店の前で店員さんが呼び込みよりもスマホに夢中になってるから(笑)。観光客には優しい町になったが、スマホが人をダメにして行くのを見た気がした(笑)。

モロッコ最後の夜はキレイな夕陽。いい旅だったなぁ。

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【 9日目 】
午前  ホテルにて朝食後、専用車にて、マラケシュ → カサブランカへ移動(約230km / 約3.5時間)
12:30 カサブランカ空港着
14:55 カサブランカ発 EK752便にて、ドバイへ(所要:7時間30分)
10日目 】
01:25 ドバイ着
02:40 ドバイ発 EK318便にて、成田へ(所要:9時間55分)
17:35 成田着

ブリュクシー・スタッフから一言

モロッコが持つ様々な「color」。S様の臨場感溢れる旅行記と素敵なお写真を拝見しておりますと、深みのある青、乾ききった褐色、ベージュと黄金色のグラデーション、バラのピンク、エキゾチックな赤茶色、岩の灰色やそれと対比する緑、夜の喧騒を象徴とするシルバーな光が、強く視覚に訴えかけてきます。旅行記を読み終えた今、モロッコの魅力と刺激に興奮が冷めません。最後に美しい夕日で締めくくられた今回の旅が、S様にとってかけがえのない思い出になったこと、私たちもそんな旅のお手伝いができてとても嬉しく思います。またS様のご希望に添った旅を提供できるよう尽力致します。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

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