【モルディブStory】第1話・夫婦二人旅② ~ 癒しのスパとバーでの昼下がり ~

美和&俊介の夫婦旅 ・ハネムーン以来の2回目のモルディブ

【登場人物】
★夫: 海野 俊介(38歳・IT系会社員)
★妻: 海野 美和(31歳・事務会社員)
◎結婚3年目(結婚記念日:6月10日)
◎趣味:
・夫=ジョギング、大学時代にサーフィン
・妻=ヨガ、旅行(特にビーチリゾート)、インスタグラム好き

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波の音と優しい海風、かすかに揺れるブランコ、なんて心地よいサンデッキ。

朝食後の散歩から戻ってくると、10時少し前だった。特典に付いていた「カップルスパトリートメント」を11時に予約していたので、少しゆっくりできそう。

サンデッキにあるお気に入りのブランコに寝そべって、今朝撮った水中写真を見返していた。海の透明度、数えきれないほどの魚たち、5枚に1枚程度は納得のいく写真があって、何だか嬉しくなった。

俊介は、部屋で仕事のメールをチェック。私は休暇中に仕事のことを考えたくないけれど、俊介は無料wifiが使えることで、逆にストレスフリーだと言っていた。

 

写真を見ていたはずなのに、いつの間にか瞼が重くなって・・・
俊介の「そろそろ時間だよ」という声に、はっ!っと我に返った。
予約の15分前頃にスパへ来てください、とバトラーに言われていたんだった。慌てて準備をして、10:40に部屋を出た。

うわぁっ、眩しい・・・✨
朝食からまだ1時間程しか経っていないのに、水上ヴィラに広がるラグーンはより一層青さを増している。
時間によって海の色がこんなにも変化することに気づかされたのは、モルディブが初めてだった。

 

目の前には煌めくソーダブルーの海、頭上には透き通る青空。
あらゆる方向から自然が発する色彩を受け止め、体全体でエネルギーチャージ。自然と足が止まり、目を閉じて両手を空へと広げてみる。幸せ♡
そして俊介も、出発前から天気を気にしていた私が終始ご機嫌なのを見て、幸せを感じてくれているはず。。。

全身で自然のパワーを感じながら、スパの入り口へとやってきた。
白い壁とターコイスブルーの扉、あの扉の先はスパを受けるゲストしか入ることのできない癒しの空間が広がっている、と感じてしまうのは私だけなのかな。

 

扉に手をかけ、そっと押してみると、そこにはレセプションへとつながる石の通路が伸びていた。
綺麗に手入れされた植物の緑は、海と同じくらい心を穏やかにしてくれる。
そしてスパのスタッフが、Hello~と笑顔で出迎えてくれた。

 

ジンジャーアイスティーを飲みながら、体調チェックやマッサージの強さなどのアンケートを記入。
メニューは、穏やかなストレッチと指圧を混ぜ合わせた 「Classic Balinese Massage(60分)」 を選んだ。

スパの入り口は陸地にあるが、トリートメントルームは海の上に建っている。
心地よい海風を感じながら、そのうちの一つに案内された。海に面したガラス戸からは眩い光が差し込んでいる。
担当のセラピストは、バリ島出身のMsトゥティ。
チェンジングルームでバスローブへ着替え、トゥティに導かれてベッドにうつ伏せになり、滑らかな施術が始まった。

その後は夢見心地。
レモングラスのアロマオイルの香りがして、心地よいマッサージに体がとろけていく。仰向けになってからは、あまりの気持ち良さに眠気に誘われ、気づけば施術が終わっていた。

こんな極上の時間を眠ってしまうなんて・・・できることならもう一度始めからやり直したい気持ちだった。

 

チェンジングルームで洋服に着替え、ふと鏡を見ると、髪の毛が素敵に編み込まれており、白い小さな花が添えられていた。
うわぁ~、可愛い。頭をマッサージされている記憶があったのは、これだったんだ。

部屋に戻った後も、レモングラスの香りが体から漂い、スパの余韻に包まれる。特等席のブランコに座り、読みかけの本を手に取って、、、なんて贅沢な時間の使い方なんだろう。

13時になり、少しお腹が空いてきたので、水着にパレオを羽織りCompass Pool Barへ。
サンセットの時にバーは訪れていたが、昼間にバーやプールで過ごしたことがなかったので、ランチを兼ねて行ってみることにした。

 

Compass Pool Barは、白い壁にとんがり屋根のおとぎ話に出てきそうな建物。バーに入ると、そこには天井の高い開放的な空間が広がっていた。

心地よい海風、その先に広がる景色、床に敷き詰められた真っ白な砂、ハンギングチェア、すべてが私のお気に入り。

 

開け放たれた扉からプールと海が眺められるテーブルに座り、サンダルを脱いで足を砂にうずめてみた。
ひんやりしていて気持ちがいい。

後方から、「Good afternoon~.」
振り返ると、バーのスタッフが笑顔で、ドリンクとランチのメニューを持ってきてくれた。

メニューを眺めながら、二人の目に留まったのはピザ。
今日はミライドゥで過ごす最後の夜なので、一番楽しみにしていた船型のレストラン「Ba’theli」での夕食を予約していた。夕食の為にお腹を空かせておかないとということで、二人でシェアできるピザを選んだのだ。ピザを食べるなら・・・やっぱりビールが飲みたくなるよね、ということでドリンクも即決。

それにしても、素敵な景色。。。
青い海に青い空、そして全ての景色を輝かせる太陽の光。
目の前に広がる景色は、現実なのか絵葉書なのか、、、わからなくなるくらい眩く、そして美しかった。

 

携帯を手放せない俊介も、目の前の景色には勝てないのか、しばらく外を眺めていた。

その景色を遮らないように、スタッフがそっとビールを置いてくれた。
見るからに冷たそうなグラス。二人で小さく乾杯して、渇いた喉にビールを注ぎ込んだ。
少しして運ばれてきたピザには適度にタバスコを振り、チーズを落とさないように口にほおばった。
あぁ~美味しい♥

ビールはまだ少ししか飲んでいないのに顔がほてってきたのは、料理、景色、雰囲気、全てに酔いしれているからかな。。。

すると、感情をあまり言葉にしない俊介が、「最高だね・・」

この一言が何だかとても嬉しくて、“モルディブに再訪して良かった”  と思える瞬間だった。

ランチを食べ終え、プール傍の白いパラソルの椅子へ移動した。ここからだと海がより近くに見える。

朝食やサンセットの時は他のゲストを見かけるのに、日中はほとんど人を見かけない。プールサイドにいるのは私たちだけ。みんな部屋でのんびり過ごしているのかな・・・

少しくつろいで、誰もいないインフィニティプールに入ってみた。貸し切り状態のプールで、すぅーっと端まで泳いで、、、はぁ~気持ちいい。

 

二人でプールの縁にもたれかかり、しばらく海を眺めていた。
寄せては返す穏やかな波、、、時間の流れまでも、ゆっくりになったような錯覚に陥る。

「幸せだなぁ~」この言葉を何度つぶやいたことか。
このまま時間が止まってしまえば良いのに。。。心からそう思った。

つづく。

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